マンションのポストが開かなくなった際、最も安全かつ確実な対処法は、マンションの管理組合または管理会社に連絡することです。個人で無理に開錠しようとするのは、ポストの破損や器物損壊のリスクがあるため絶対に避けるべきです。管理会社に連絡する際の一般的な流れは以下のようになります。まず、ポストが開かないことを電話またはメールで伝えます。この際、自分の部屋番号、氏名、ポストの種類(ダイヤル式、鍵式、テンキー式など)、そしてどのような状況で開かなくなったのか(鍵をなくした、暗証番号を忘れた、ダイヤルが回らないなど)を具体的に伝えるようにしましょう。情報が正確であるほど、スムーズな対応が期待できます。連絡を受けた管理会社は、まず状況を確認し、本人確認を行います。セキュリティの観点から、運転免許証などの身分証明書の提示を求められることがほとんどです。本人確認が取れたら、管理会社は、もし管理しているポストであれば、マスターキーを使って開錠してくれたり、保管している暗証番号を教えてくれたりします。鍵式ポストの場合は、鍵の複製手配や、必要であれば錠前の交換手配を行ってくれます。テンキー式ポストであれば、非常解錠用のマスターコードを教えてくれたり、電池交換の手配をしてくれたりします。もし、管理会社自身で解決できない複雑な故障の場合は、提携している鍵屋や金庫専門業者を手配してくれるでしょう。この場合、開錠や修理にかかる費用が発生することがあります。費用負担については、鍵や暗証番号の管理不備が原因であれば入居者負担となることが一般的ですが、ポスト自体の経年劣化や故障が原因であれば管理組合負担となる場合もありますので、事前に確認しておくことが大切です。